テレビドラマ「メガバンク最終決戦」、合併した銀行の社内ヒエラルキーが垣間見えるドラマ

メガバンクの内側を描いたテレビドラマ「メガバンク最終決戦」。

hulu(フールー)」で見ることができます。

モデルとなる銀行はおそらく2018年4月に「三菱東京UFJ銀行」から商号変更した「三菱UFJ銀行」です。

メガバンクは過去に複数の銀行が合併して今に至りますが、どの銀行に所属していたかで合併後の社内での地位(ヒエラルキー)の違いがあることが描かれていて、「くだらない派閥があるだなぁ〜」と思ってしまいました。でも、これが現実なんでしょうね。

原作はこの本です。

メガバンク最終決戦(新潮文庫)
メガバンク最終決戦(新潮文庫)

メガバンク最終決戦のストーリー(ネタバレ)

「東西帝都EFG銀行(TEFG)」は「帝都銀行」を中心に「東西銀行」と「EFG銀行」が合併したメガバンク。

「帝都銀行」にいた上層部は今の社名が気に入らず、元々の社名だった「帝都銀行」に戻すことにこだわり、金融庁の勧めで40年債を購入。その代わり「帝都銀行」に社名を戻す了承をもらう。

しかし、その後、債券が暴落して「帝都銀行」が倒産するのではないかという噂が広がり、取り付け騒ぎが起こる。

そこに、海外のヘッジファンドが「帝都銀行」を買収するという企みを金融庁の長官が裏で進める。

金融庁の長官は、市場原理にのっている行為だと開き直る。今までの銀行は国に守られすぎだったと。

このような状況の中で活躍するのが、「帝都銀行」の敏腕ディーラー。

敏腕ディーラーは「帝都銀行」出身ではないが、持ち前の行動力と頭の良さで金融庁の長官の裏取引を暴いていく。

地銀の多くは低PBR

このドラマを見てから、ヤフーファイナンスで「低PBR」ページを見たのですが、上位50社中27社が銀行になっています。

赤い部分が銀行ですが、多くの地銀はPBRは0.31以下と非常に低いです。

PBRは1以下になると、解散価値の方が高くなるので、ここに載っている地銀は解散した方がマシという銀行です。

銀行が倒産すると預金者はパニックを起こすし、その銀行から融資を受けている企業が連鎖倒産してしまう可能性があるので、国は銀行を倒産させることができませんでした。

その結果、存続する価値のない銀行が多く残ってしまいました。

今はそういった地銀が名前を変えて合併していますが、おそらくこのドラマのような社内ヒエラルキーに困っている行員はたくさんいるんだと思います。

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