石油王ゲティの豪快な生き方が魅力的な海外ドラマ「TRUST(トラスト)」、実話に基づく世界一有名な誘拐事件

hulu(フールー)」でイギリスの海外ドラマ「TRUST(トラスト)」が始まりました。

監督が「トレイン・スポッティング」や「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルで、実際にあった石油王を取り巻くストーリーをドラマ化したということで注目されているようです。

イギリスの海外ドラマなのでアメリカの海外ドラマのようにメリハリがあったり、垢抜けていたりしませんが、話が淡々と進み、これはこれで新鮮な感じです。

特に、石油ビジネスで財を成したおじいちゃんが強烈で、今後の展開に期待できそうです。

「TRUST(トラスト)」のストーリー(ネタバレ)

「TRUST」予告編

石油ビジネスで財を成し、地球上で一番の金持ちとなった石油王ポール・ゲティ1世。

彼の悩みは跡継ぎがいないことと、年老いたせいで若い頃のようにセックスができないこと。

ポール・ゲティ1世は中東の一夫多妻制にヒントを得たのか4人の妻を持ち、城のような豪邸に住み、ペットとして虎を飼うという豪快ぶり。

身内が自分の金を欲しがることに過剰に敏感になり、結果的にどケチに。

息子3人は典型的な金持ちの2代目という感じで自分のビジネスを引き継げるほどの実力がなく、跡継ぎをどうしようか悩んでいます。

新しい跡継ぎの誕生を待ちわびるように、4人の妻と子作りに励んでいるのかもしれません。

4人の妻たちも遺産目当てか、自分が一番ゲティに好かれようと必死です。

そんな時、ふと表れた孫のジョン・ポール・ゲティ3世。

孫はゲティ一族らしくなく、長髪でベルボトムジーンズといったヒッピーのような風貌で自由人。

息子3人と違い、ゲティに恐れることもなく、普通に接します。

そんな孫に将来性を感じたゲティは、孫に自分の石油ビジネスを継がせようと考えましたが、後日、孫も息子3人と同じように麻薬に手を染めていることに気づきます。

実は、この孫はマフィアのような怖い人からお金を借りていて(友達がゲティの孫ということで勝手に名前を使って借金しちゃう)、その返済に困っていて、おじいちゃんであるゲティの元に突然現れたのでした。

孫はおじいちゃんからのお金を期待できないことに気づくと、自分が誘拐されて、身代金としておじいちゃんからお金を奪うことを考えます。つまり、偽装誘拐です。

第一話はここで終わります。

実話に基づく世界一有名な誘拐事件ということで、今後の展開が楽しみです。

「TRUST(トラスト)」のみどころ

「TRUST(トラスト)」は石油王のお金持ちというところが注目されがちかもしれませんが、時代が1970年代ということで、当時の建築やファッションも見どころの1つだと思います。

実際、孫のジョン・ポール・ゲティ3世やその友達のファッションは70代ヒッピーファッションそのものですし、髪型もすごくオシャレです。

音楽も当時流行ったロックが流れます。

イタリアの富豪の話なので、イタリア建築の美しさも再現されています。

個人的に面白いなと思ったのは、1話でポール・ゲティ1世が孫に石油ビジネスについて海の上で説明しているシーンです。

お金持ちの悩みなのか、税金を払わなくて済むようなビジネス展開を思いつき、それを孫に図に描いて説明しています。

まず、ゲティ信託を作る。そして、船舶に投資した金で石油を買う。さらに船を買って、石油はその船で運ぶ。精油所に投資した金で自分の石油を精製する。ガソリンスタンドに投資すれば、金を払わずに自分の精油所からガソリンを仕入れられる。信託にある金でホテルに投資すれば従業員を泊められる。それらを蜘蛛の巣のように結びつけて拡大させていく。まるで自立システムように。1セントも利益が出ないから税金を1セントも払わない。ゲティ石油は赤字経営にしていることにカギがある。

こんな感じのことを孫に語っていました。

でも、孫はおじいちゃんのお金を狙っているので、ゲティ信託に利益を残してほしいと思っているのですが。

70年代も今も、金持ちの興味は「金儲け」と「節税」にあるようです。

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